こんにちは!スバルグラフィック直販課のMIYUです。入社2年目、まだまだ勉強中ですが、今日は「色校正(プルーフ)」について書いてみようと思います!
印刷のお仕事をしていると、「えっ、画面で見た色と違う!」
「これ、クライアントに出せないかも…」
みたいなヒヤッとした経験、ありますよね?😅
そんな「色のズレ」問題を防ぐために使われるのが、色校正(プルーフ)なんです。今回は、色校正って何?から、目的にあった選び方まで、なるべくわかりやすくまとめてみました!
ざっくり言うと、本番印刷の前に、仕上りイメージを確認するための“予行演習”みたいなものです!
使う印刷機や紙、インキが違うと、実はけっこう色が変わっちゃうんですよ。
画面で見てOKでも、印刷したら「あれ?赤がちょっと暗い…」みたいなことも。
そのギャップを防ぐために、事前に「この色で出ますよ~」って見本を出すのがプルーフの役割です!
逆に、チラシとかでコスト優先なら、簡易的なプルーフで十分なことも多いです。
👉 オフセット印刷機・本番用インキ・本番用紙を使って実際に刷る!
メリット | デメリット |
仕上がりがほぼ本番そのまま | コストと時間はかかります |
👉 本番と同じ紙に、インクジェットプリンタで出力
メリット | デメリット |
紙の風合いや厚みも確認できる | インクの種類は違うので、色味は若干変わるかも |
👉 専用ペーパーに出力する、コスパ重視の校正
メリット | デメリット |
スピード&コストを抑えたいときに | 紙もインクも本番と違うので、あくまで“ざっくり確認”用 |
👉 デジタル印刷機で、本番と同じ紙+同じ製本!
メリット | デメリット |
仕上がりの「厚み」「ページ構成」「開き具合」も確認できる | デジタル印刷なので、オフセット印刷とは微妙に質感が違う |
シーン | おすすめのプルーフ |
色の再現性が超重要 | 本機校正 |
紙の風合も確認したい | 本紙インクジェット |
とにかく早く&安く | 通常のインクジェット |
冊子の仕上りを全部見たい | 束見本プルーフ |
色校正、ややこしそうに聞こえるけど、
「どこまで本番に近づけたいか?」で考えると、意外と選びやすいんです。
スバルグラフィックでは、4つのプルーフをぜんぶ社内で対応しているので、
「こんな仕上がりにしたいんだけど…」と相談いただければ、最適な方法をご提案できます!
来週からは、各プルーフの特徴をもっと詳しく紹介していく予定ですので、そちらもぜひ読んでくださいね📘✨