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色校正(プルーフ)の種類と選び方

印刷トラブルを防ぐために知っておきたい色校正・プルーフのこと!

こんにちは!スバルグラフィック直販課のMIYUです。入社2年目、まだまだ勉強中ですが、今日は「色校正(プルーフ)」について書いてみようと思います!
印刷のお仕事をしていると、「えっ、画面で見た色と違う!」
「これ、クライアントに出せないかも…」
みたいなヒヤッとした経験、ありますよね?😅
そんな「色のズレ」問題を防ぐために使われるのが、色校正(プルーフ)なんです。今回は、色校正って何?から、目的にあった選び方まで、なるべくわかりやすくまとめてみました!

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色校正(プルーフ)ってなに?

ざっくり言うと、本番印刷の前に、仕上りイメージを確認するための“予行演習”みたいなものです!
使う印刷機や紙、インキが違うと、実はけっこう色が変わっちゃうんですよ。
画面で見てOKでも、印刷したら「あれ?赤がちょっと暗い…」みたいなことも。
そのギャップを防ぐために、事前に「この色で出ますよ~」って見本を出すのがプルーフの役割です!

色校正が必要なのってどんなとき?

たとえばこんな時

  • ブランドカラーが厳密に決まってる案件(ロゴとか)
  • 写真の仕上がりが超大事なパンフレット
  • 紙の風合いや印刷の質感をチェックしたい時

逆に、チラシとかでコスト優先なら、簡易的なプルーフで十分なことも多いです。

スバルグラフィックで選べる4種類の色校正サービス

① 本機校正

👉 オフセット印刷機・本番用インキ・本番用紙を使って実際に刷る!

メリット デメリット
仕上がりがほぼ本番そのまま コストと時間はかかります
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②本紙インクジェット校正

👉 本番と同じ紙に、インクジェットプリンタで出力

メリット デメリット
紙の風合いや厚みも確認できる インクの種類は違うので、色味は若干変わるかも

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③ 通常のインクジェット校正

👉 専用ペーパーに出力する、コスパ重視の校正

メリット デメリット
スピード&コストを抑えたいときに 紙もインクも本番と違うので、あくまで“ざっくり確認”用

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④ 束見本プルーフ(つかみほん)

👉 デジタル印刷機で、本番と同じ紙+同じ製本!

メリット デメリット
仕上がりの「厚み」「ページ構成」「開き具合」も確認できる デジタル印刷なので、オフセット印刷とは微妙に質感が違う

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色校正、どれを選べばいいの?

目的別にざっくりまとめると👇

シーン おすすめのプルーフ
色の再現性が超重要 本機校正
紙の風合も確認したい 本紙インクジェット
とにかく早く&安く 通常のインクジェット
冊子の仕上りを全部見たい 束見本プルーフ

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今回の色校正ざっくりまとめ+来週はさらに詳しく!

色校正、ややこしそうに聞こえるけど、
「どこまで本番に近づけたいか?」で考えると、意外と選びやすいんです。
スバルグラフィックでは、4つのプルーフをぜんぶ社内で対応しているので、
「こんな仕上がりにしたいんだけど…」と相談いただければ、最適な方法をご提案できます!
来週からは、各プルーフの特徴をもっと詳しく紹介していく予定ですので、そちらもぜひ読んでくださいね📘✨