こんにちは〜!スバルグラフィック直販課のMIYUです🌷(入社2年目/24歳)
先週からスタートした、\\ ガンダレ製本特集シリーズ // 🎉
今回はその第2回!
テーマは…
「ガンダレ製本って、どうやって作るの?」です!
ちょっと特殊でかっこいい製本方法「ガンダレ」の作り方を、現場の流れに沿ってシンプルにご紹介しちゃいます📘
ガンダレ表紙はフランス表紙、小口折製本とも呼ばれてまーす。
ガンダレ製本では、ふつうの本より表紙が横に長くて厚めの紙を使うのがマストなんです。
しっかりした紙で、折返しのある“特別感あるデザイン”を作っていきます〜✨
でも…厚い紙って、そのままだとキレイに折れないんです💦
そこで活躍するのが「スジ押し」!
あらかじめ折る位置にスジを入れて、ピシッと折り目をつけます。
スジ押しで折りやすくなる反面、紙がちょっとふくらんじゃうんです…!
このままだと表紙が浮いてしまって、製本機にうまく入らない💦
そこで!
浮きやすい折返し部分を、ホッチキスでパチンと仮止め📎
こうすることで、表紙が平らになっていきます。
ホッチキス止めした表紙は、1冊ずつクラフト紙で“帯掛け”します。
目的はズレ防止…ではなく!ぷかっと浮いた部分をギュッと押さえて平らにするためなんです📦
帯掛けした表紙をパレットにずらっと並べて、上から平らな板+重しをのせて…
そのまま1日、しっかり「ねかせ」ます。
この工程で「折れグセ」がついて、どこを持ってもピタッと平らな表紙が完成しますよ〜💪✨
次は中身のページ=本文の準備!
まずは、本文だけをかる〜くノリで仮止めします。この工程、現場では
「チョン付け」って呼んでます😊
続いて、仮止めした本文を小口(=開く側)だけカット✂️
なぜ小口だけ?と思うかもしれませんが…
表紙に折返しがあると、あとから小口が断裁できないんです!だから先に切っておくのがポイントなんです📘
平らに整った表紙と、仮固め+断裁した本文を製本機でセット。
表紙で本文をぐるっとくるんで貼り合わせる工程です📘
ここまでくれば、もうほとんど完成形!
上と下(天地)を断裁して、全体のサイズをピシッと整えたら…
\ ガンダレ製本、完成です〜!/ 🎉✨
ここまで読んでくださった方なら、きっと伝わったと思いますが…
ガンダレ製本って、めちゃくちゃ手がかかるんです!笑
でも、そのぶん仕上がりは最高にかっこいい✨
次回は「実際に作るときの注意点は?当社の強みもご紹介」というテーマでお届けします!📘
MIYUでした〜!また来週〜👋🌸