簡易校正はどのような設備がありますか。本紙校正は可能でしょうか。
色校正は以下の4つの方法でご提供しています。それぞれの特徴を考慮し、ご予算や納期に合わせてお選びください。
1. 本機校正
オフセット印刷機での印刷本紙を使った色校正です。
【長所】
本番印刷と同じオフセット印刷機と印刷本紙を使用するため、再現性が最も高いです。
【短所】
刷版プレートと印刷予備紙が必要となるため、コストが増加します。
- 本紙インクジェットプルーフ
印刷本紙を使用したインクジェットによる色校正です。
【長所】
印刷本紙に直接インクジェットプリントを行います。
用紙カテゴリ別に高精度プロファイルでカラーマネジメントを行うため、オフセット印刷機と同等の再現性を提供できます。
【短所】
1枚ずつプリントを行うため、複数枚出力の場合は時間がかかります。
B1ポスターの場合、1枚のプリントに約50分かかります。
- 専用紙インクジェットプルーフ
プルーフ専用紙にプリントするタイプのインクジェットプルーフです。
【長所】
本機校正や本紙インクジェットプルーフに比べて、リーズナブルな価格で提供できます。
オフセット印刷に色合わせを行い、色差ΔE2.0未満を達成しています。
【短所】
インクジェット専用紙へのプリントのため、印刷本紙と比べて風合いや光沢が異なります。
- 本紙レーザープリント
デジタル印刷機を利用して印刷本紙にプリントする色校正です。
【長所】
プレートや印刷予備紙が不要なため、低コストで提供できます。
【短所】
オフセット印刷やインクジェットプルーフと比べて、スクリーニング(網点)の形状が異なります。