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簡易校正はどのような設備がありますか。本紙校正は可能でしょうか。

作成者: スバルグラフィック|2024.7.19

色校正は以下の4つの方法でご提供しています。それぞれの特徴を考慮し、ご予算や納期に合わせてお選びください。

1. 本機校正
オフセット印刷機での印刷本紙を使った色校正です。

【長所】
本番印刷と同じオフセット印刷機と印刷本紙を使用するため、再現性が最も高いです。

【短所】
刷版プレートと印刷予備紙が必要となるため、コストが増加します。

 

  1. 本紙インクジェットプルーフ

印刷本紙を使用したインクジェットによる色校正です。

【長所】

印刷本紙に直接インクジェットプリントを行います。

用紙カテゴリ別に高精度プロファイルでカラーマネジメントを行うため、オフセット印刷機と同等の再現性を提供できます。

【短所】

1枚ずつプリントを行うため、複数枚出力の場合は時間がかかります。

B1ポスターの場合、1枚のプリントに約50分かかります。

 

  1. 専用紙インクジェットプルーフ

プルーフ専用紙にプリントするタイプのインクジェットプルーフです。

 

【長所】

本機校正や本紙インクジェットプルーフに比べて、リーズナブルな価格で提供できます。

オフセット印刷に色合わせを行い、色差ΔE2.0未満を達成しています。

 

【短所】

インクジェット専用紙へのプリントのため、印刷本紙と比べて風合いや光沢が異なります。

  1. 本紙レーザープリント

デジタル印刷機を利用して印刷本紙にプリントする色校正です。

【長所】

プレートや印刷予備紙が不要なため、低コストで提供できます。

【短所】

オフセット印刷やインクジェットプルーフと比べて、スクリーニング(網点)の形状が異なります。