印刷の色、失敗したくないなら本機校正!
リアルな仕上がりを見て安心したいあなたへ
こんにちは!スバルグラフィック直販課のMIYUです🌱(入社2年目/24歳)
今回は、色校正の中でも“仕上がりを本番に限りなく近づけたい”ときに欠かせない「本機校正」について、わかりやすくご紹介します!
「色、思ってたのと違う…」そんな経験ありませんか?
「画面で見たときと、印刷したときの色が全然ちがう…」
「ブランドカラーのはずなのに、くすんで見える…」
そんな声、よく耳にします。実はこれ、印刷環境(用紙・インキ・機械)による違いが原因。そこで大事なのが、実際の印刷条件で事前に“試し刷り”できる「本機校正」なんです!
本機校正とは?
本機校正とは、本番と同じ印刷機・用紙・インキを使って、事前に1回だけ刷ってみる色校正のこと。普通のプリンターでは分からない…
- インキの発色やムラ
- 紙とインキの色の相性
- 網点の出方やグラデーションの滑らかさ
…など、“リアルな仕上がり”を事前にチェックできるのが最大の魅力です!
スバルグラフィックの本機校正、ここがスゴイ!
本機校正ができる印刷機が4台も!
用途に応じて、4種類の印刷機を使い分けて本機校正が可能です。
機種 | サイズ | 乾燥 | 用途 |
LS-544 | B1 | UV | B1ポスターやパッケージなど |
LS-532 | B2 | UV | B2ポスターやB5冊子など |
LS-826p | A2(両面印刷) | UV | A2ポスターや中綴じ冊子など |
XL106-4p | A1(両面印刷) | 油性 | A4パンフレットや特色印刷 |
UV印刷/油性印刷 どちらでもOK!
UV印刷にも油性印刷にも対応しているので、
パッケージ用や通常商業印刷など、幅広い案件に対応可能です。
小さなものから大きなものまで!サイズの自由度◎
名刺サイズの小ロット校正から、B1サイズのポスターまで幅広く対応できます。
両面印刷での本機校正もOK!
両面オフセット印刷機があるので、中綴じ冊子や表裏印刷物の色合わせも事前にチェックできます。
金・銀・蛍光などの特色印刷も校正可能!
通常のCMYKカラーだけでなく、特色インキも校正可能。
金・銀・蛍光色などの色味を事前に確認できます。
高精細スクリーニング対応!
250線・350線・400線の高精細AMスクリーニングやFMスクリーンもOK!
グラデや微妙なトーン表現にもこだわりたい方にぴったりです。
スピード対応もおまかせ!
夕方にデータをいただければ、翌日には本機校正のお届けが可能なケースもあります。スケジュールがタイトな案件でもまずはご相談ください!
見積もり時に気をつけたいポイント
「本機校正って、実際どれくらい費用がかかるの?」
お客様からよくいただくご質問のひとつです。
印刷サイズや色数、用紙の種類によって変動はありますが、片面印刷の参考価格を下記にまとめました。
本機校正の料金目安
サイズ | 参考価格(税別) |
A2サイズ | 約20,000円〜 |
B2サイズ | 約25,000円〜 |
A1サイズ | 約30,000円〜 |
B1サイズ | 約35,000円〜 |
※両面印刷・特色使用・特殊紙などの場合は別途お見積もりとなります。
本機校正には“予備紙”が必要って知ってた?
本機校正は「本番と同じ環境で印刷する」という性質上、他のプルーフと異なり次のような準備が必要になります。
- 本番と同じ用紙を使用(=本紙)
- 実際の印刷機・インキで出力
- 色調整・見当合わせのために予備紙が必要
- 1案件につき 約100〜200枚の予備用紙を使用
- そのため、紙代が別途発生します
ちょっと高価な特殊紙や輸入紙を使う場合には、予備紙分も加味した用紙の手配が必要になります。事前に「どれくらい紙が必要か?」なども含めてご相談いただければ、印刷スケジュールやコストの面で無理のないご提案が可能です。
こんなときに本機校正がおすすめ!
- ブランドカラーの再現が絶対条件
- 写真やイラストの色表現にこだわりたい
- 特殊紙やPP加工の紙で色味を見ておきたい
- 特色を使うので、刷り上がりを事前に確認したい
- 製本前に、実物に近い仕上がりを見ておきたい
ご依頼・お見積もりについて
本機校正のご依頼・ご相談は、下記のお問い合わせフォームよりお気軽にご連絡ください。
▼ スバルグラフィック お問い合わせフォーム
担当スタッフが内容を確認のうえ、折り返しご連絡させていただきます。
「本機校正だけお願いしたい」「納期や用紙について相談したい」など、
どんな小さなことでもOKです。まずはお気軽にどうぞ!
まとめ「この色でいきたい!」を確実にするために
印刷物の“見た目”は、ブランドや想いを伝えるための超・重要ポイント。
だからこそ、本番とまったく同じ条件で試せる「本機校正」は、最も信頼できる色校正方法なんです!
色にこだわりたいデザイナーさん・ご担当者さん、ぜひ一度、スバルグラフィックの本機校正サービスををお試しください。MIYUでした〜!