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title: 第4回：PODでは無理だったキンアカ。蛍光ピンクを足したらΔE1.04【キンアカのナゾを解き明かすシリーズ】
description: PODのCMYKでは再現できなかったキンアカ。レボリアPC1120の蛍光ピンクを加えてDIC159を再現したところ、色差はΔE1.04に。FG27・FG28・FG29金赤を実際にプリント・測色し、特色を小ロットPODで再現できる可能性を検証しました。
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# 第4回：PODでは無理だったキンアカ。蛍光ピンクを足したらΔE1.04【キンアカのナゾを解き明かすシリーズ】

こんにちは、スバルグラフィックのMIYUです。  
前回、PODのCMYKではキンアカが出ないことを、見た目と測色の両方で確認しました。  
でも、肝心の「20部の増刷をどうするか」は未解決のまま。くやしいし、スッキリしない…   
そんなとき、社内で1枚のテストプリントを見る機会があったのです。

 

## 夕焼けのテストプリントを見て、ひらめいた

当社は2026年の初めに、レボリアPC1120という新しいモデルのPODを導入しました。CMYKに2色のスペシャルトナーを足した6色機で、蛍光ピンク、シルバー、ホワイト、クリアニスに対応しています。

このスペシャルトナーで何ができるのか。テストプリントを行い、社内で評価会が開催されました。

その中の1枚に、オレンジの夕焼けの風景写真がありました。蛍光ピンクとシルバーをスペシャルトナーとして加えた表現で、プロセスでプリントした夕焼けより明らかに鮮やかでした。

![04-001](https://subaru-g.co.jp/hs-fs/hubfs/04-001.png?width=590&height=393&name=04-001.png)*蛍光ピンクとシルバーをスペシャルトナーとして加えた夕焼けのテストプリント。上のバイオレットから下のオレンジまで、プロセスでは出ない鮮やかさで階調がつながっています。*

見た瞬間、直感でピンときました。

「あれっ、これ、キンアカの再現にも応用できるかも？」

CMYKでは出なかった鮮やかな赤からオレンジが、蛍光ピンクを使うと出ている。だったらキンアカもいけるんじゃないか。そう思いました。

 

## DPルームに押しかけた

これまで、ハリソンさんから「オフセットならFG28金赤」、ムラケンさんから「CMYKのPODでは出ない」と教わってきました。

じゃあ、蛍光ピンクを積めるPC1120ならどうなるのか。担当のミキヤさんがいるDPルームへ行きました。

![04-002-new](https://subaru-g.co.jp/hs-fs/hubfs/04-002-new.png?width=590&height=421&name=04-002-new.png)*PC1120とミキヤさん。手に持っているのが、あの夕焼けのテストプリントです。*

## 蛍光ピンクで、CMYKの色域が広がる

ミキヤさんの説明を聞いて、私はこんなふうに理解しています。

CMYKには作れる色の範囲があります。キンアカは、その外側にあった。  
そこへ蛍光ピンクを加えると、再現できる色域が広がる。

ミキヤさんの言葉では、こうです。

「DICやPANTONEの特色を使わないと出ない色だった領域が、スペシャルトナーとCMYの組み合わせで出せるようになった。ただし全部じゃないよ。一部分だよ」

キンアカが、その一部分に入っているのかどうか。それを確かめます。

 

## コントローラーがDIC159の配合候補を26個出してきた

PC1120のコントローラーには、DICやPANTONEの特色を疑似的に配合する機能があります。ミキヤさんがDIC159と指定して、試しにチャートをプリントしてくれました。

![04-004](https://subaru-g.co.jp/hs-fs/hubfs/04-004.jpg?width=585&height=889&name=04-004.jpg)*SpotColor Chartの全体。左上にName : DIC 159とあります。26個の丸が、Original、Brighter、Darkerの3つの輪に分かれて並んでいます。*

![04-005](https://subaru-g.co.jp/hs-fs/hubfs/04-005.jpg?width=1252&height=805&name=04-005.jpg)*Brighterの輪の拡大。丸ごとにC、M、Y、K、Pの数字が付いています。Pが蛍光ピンクの量です。*

キンアカのプリントで失敗したとき、私はDIC159を、DICのWebサイトで指定されたCMYKの数値に置き換えました。今、目の前にあるのは、蛍光ピンクを混ぜた配合が26通り。この中からDICのチップに近い丸を探して、その配合でDIC159を置き換えます。

DICカラーガイドのチップを隣に置くと、かなり近い丸があります。CMYKでプリントした、あのくすんだ赤とは明らかに違う。

「これ、いけてるんじゃない？」

いちばん近く見えたのがOriginalの2番でした。C5.88 M39.61 Y100 K0 P100。蛍光ピンクが100%入っています。Brighterの輪は明るすぎ、Darkerの輪は沈みすぎ。この配合でDIC159を置き換えることにしました。

 

## 同じチャートを3つ、横に並べて、測色した

PC1120でDIC159を置き換えて、チャートをプリントします。  
用紙はOKトップコートです。  
オフセットでFG28金赤を刷ったチャートと、PODのプロセスカラーでプリントしたチャートを出してきて、3枚を横に並べました。

 

![04-006](https://subaru-g.co.jp/hs-fs/hubfs/04-006.jpg?width=590&height=235&name=04-006.jpg)*左からオフセット、PODプロセス、PC1120。同じOKトップコートに、同じDIC159、DIC565、DIC564B、DIC565Bのチャートです。真ん中のプロセスだけ、ベタも網点もくすんでいます。*

プロセスの赤だけが、はっきり違います。オフセットとPC1120は、どちらがどちらか、すぐには分かりませんでした。

見た目で同じと言っても説得力がないので、測色します。測色機はテシコン・スペクトロデンスFGで、DICのチップを基準色にしたΔE値を測色します。ΔEは、基準色との色差を数値化したものです。数字が小さいほど基準色に近くなります。

DIC159だけでなく、DIC564B（FG27金赤）とDIC565B（FG29金赤）も、それぞれ別のチャートから丸を選んで測色しました。

![04-DIC159](https://subaru-g.co.jp/hs-fs/hubfs/04-DIC159.jpg?width=590&height=531&name=04-DIC159.jpg)*PC1120でプリントしたDIC159の測色画面。ΔE 1.04。下に見えているのはDICカラーガイドのDIC159のチップです。*

 

![04-DIC564B](https://subaru-g.co.jp/hs-fs/hubfs/04-DIC564B.jpg?width=1134&height=964&name=04-DIC564B.jpg)*DIC564B（FG27金赤）はΔE 0.54でした。*

**![04-DIC565B](https://subaru-g.co.jp/hs-fs/hubfs/04-DIC565B.jpg?width=1134&height=988&name=04-DIC565B.jpg)***DIC565B（FG29金赤）はΔE 0.91でした。*

| **DIC番号** | **中間色** | **オフセット ΔE** | **PODプロセス ΔE** | **PC1120 蛍光ピンク ΔE** |
| --- | --- | --- | --- | --- |
| DIC159 | FG28金赤 | 1.47 | 15.36 | 1.04 |
| DIC564B | FG27金赤 | 0.60 | 24.11 | 0.54 |
| DIC565B | FG29金赤 | 1.14 | 17.56 | 0.91 |

結果は0.54から1.04。  
前回、CMYKでプリントしたときは15.36から24.11でした。

見た目だけではありません。数字でも、CMYKとは全く違う結果になりました。  
CMYKでは届かなかった色域に、蛍光ピンクを加えることで届いた！

これなら、十分納得できるのではないでしょうか。PODでキンアカ、できます。

## そもそものきっかけだった、20部の増刷

DIC159を蛍光ピンク入りの配合に置き換え、PC1120でプリントして、実際に納品しました。

これで、最初の宿題もようやく終わりました。小ロットの特色案件に、PODという新しい選択肢ができました。

## ただし、何でも再現できるわけではない

今回確認したのは、OKトップコート上のベタです。網点や写真の中の金赤、上質紙やマット紙では結果が変わる可能性があります。網点や写真は、データを調整するか、プリント時のトーンカーブで補正して、プリントして見た目で判断する必要があります。

蛍光ピンクを使えば特色が全部再現できる、という話ではありません。今回確認できたのは、FG27、FG28、FG29の金赤について、PODで十分近い色まで持っていけた、という話でした。

![DIC-159-01-1](https://subaru-g.co.jp/hs-fs/hubfs/DIC-159-01-1.jpg?width=298&height=131&name=DIC-159-01-1.jpg)![CMYK_01-1](https://subaru-g.co.jp/hs-fs/hubfs/CMYK_01-1.jpg?width=290&height=131&name=CMYK_01-1.jpg)*左；PC1120で蛍光ピンクDIC159をプリント　 右；PC1120プロセスモードでプリント*

### **MIYUのひとこと**

最初は、DICのWebサイトに載っていたCMYK値をそのまま使って失敗しました。そこからDICチップを測って、インキ缶を見て、オフセットで刷って、PODでプリントして、また測色しました。

そして最後に答えをくれたのは、キンアカとは全然関係なさそうだった1枚の夕焼けでした。

「PODでは無理」で終わらせなくてよかった。自分の目で見る。数字でも確かめる。そして、まだ方法があるんじゃないかと疑ってみる。

キンアカがプリントできたこと以上に、このblog4回の経験が大きな収穫だったような気がします。

### 連載【キンアカのナゾを解き明かすシリーズ】の他記事はこちら  

[➡第1回：キンアカで失敗しました【キンアカのナゾを解き明かすシリーズ】](https://subaru-g.co.jp/posts/kinaka01)<https://subaru-g.co.jp/posts/pp01><https://subaru-g.co.jp/posts/kinaka02>[➡第2回：キンアカの正体は配合表に書いてありました【キンアカのナゾを解き明かすシリーズ】](https://subaru-g.co.jp/posts/kinaka02)[➡第3回：キンアカはプロセスカラーでは出ません。刷って、測って、確定しました【キンアカのナゾを解き明かすシリーズ】](https://subaru-g.co.jp/posts/kinaka03)<https://subaru-g.co.jp/posts/kinaka02>[➡](https://subaru-g.co.jp/posts/kinaka03)[第4回：PODでは無理だったキンアカ。蛍光ピンクを足したらΔE1.04【キンアカのナゾを解き明かすシリーズ】](https://subaru-g.co.jp/posts/kinaka04)<https://subaru-g.co.jp/posts/kinaka03>

 

 

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