第3回|ガンダレ製本、ここに注意!!事前に知っておきたい4つのポイント
こんにちは〜!MIYUです🌷
これまでの記事で、ガンダレ製本の魅力や作り方を紹介してきましたが…
実際に作るとなると「えっ、これ注意しないとダメだったの!?」というポイントもあるんです💦
ということで今回は、ガンダレ製本ならではの“落とし穴”&事前に押さえておきたいポイントをまとめてお届けします!📦
注意①:ガンダレには“見返し”は貼れません!
まず一番最初に伝えたいのがこれ。
ガンダレ製本には、見返しが貼れません!
というのも、表紙の小口側(ページを開く側)に折返しがあるため、
並製本のように表紙の内側に見返しをペタッと貼るスペースがないんです🙅♀️
▼代わりにどうするの?
→ 「ペラ見返し(扉紙)」を1枚挟むスタイルが一般的です📄
しっかり見返し風に演出できるので、ご安心を◎
注意②:作業日数は“通常の倍”を見て!
実は、ガンダレ製本ってめちゃくちゃ工程が多いんです…!
- 表紙の小口折り
- 折返し部分のホッチキス留め
- スジ押し加工
- 帯掛け(仮止め)
- パレットプレスで一晩寝かせる
- 本文のチョン付け(仮固め)
- 小口断裁
- 最終製本(くるみ)
…これ全部、別々の工程として進んでいきます💦
通常の並製本が3〜4営業日で仕上がるとしたら、、
ガンダレはその倍!6営業日以上が基本です。
納期には余裕をもって、スケジュールを組んでくださいね。
注意③:コストも“贅沢仕様”です!
工程が多い=人手も時間もかかるので、コストも比例してアップします💸
ざっくり目安としては、並製本の1.5〜2倍くらい。
でもその分、仕上がりの高級感はバツグン✨
ちょっと特別感を出したい冊子や、展示会の配布物、ブランドブックなど「差をつけたい!」という時にはぴったりです!
注意④:ヨコ本のガンダレはサイズ制限アリ!
これは意外と見落とされがちですが…
横型冊子(ヨコ本)のガンダレ製本には、サイズ制限があります⚠️
例えば「A4横」でガンダレ表紙を作ると、
展開サイズがなんと1200mm超えになってしまうんです😱
これは、B全判(当社最大の印刷機サイズ)を超えてしまうので、
オフセット印刷では対応できません…
しかも…
- 特殊サイズの用紙を使うことになって、仕入れも大変💸
- スジ押しや折加工も手作業になる可能性が高くて非現実的💦
結論!
ヨコ本でガンダレをやりたい場合、サイズは「B5横まで」
よくある質問💡
デジタル印刷でガンダレ製本ってできるの?
Q:「10部とか20部でも、ガンダレ製本できますか?」
→ はい!少部数でもバッチリ対応できます◎
当社では、表紙も本文もデジタル印刷に対応しており、
10〜200部ほどの小ロットでも、ガンダレ製本OK!
表紙は長尺印刷も対応!
「表紙が長くてデジタル印刷では無理では…?」と心配されがちですが、
\ ご安心ください! /
当社では最大1260mmまでの長尺印刷が可能なので、
B5ヨコ本サイズまでなら、デジタルでもしっかりガンダレ仕上げができます✨
少部数なら、コスト効率も◎!
200部以下なら、オフセットよりもデジタル印刷のほうがコスパよく仕上がることも多いです。
大ロット → オフセット
小ロット → デジタル
うまく使い分けてくださいね👍
実績もたくさんありますので、「この仕様でできるかな?」というご相談もお気軽にどうぞ〜😊📩
次回は「トラブル事例&回避策!サイズ・紙種別ケーススタディ」というテーマでお届けします!📘
MIYUでした〜!また来週〜👋🌸