こんにちは!スバルグラフィック直販課のMIYUです😊
「ユポって特殊紙ってことは分かったけど、もっと面白い使い方はできない?」
「それと、使い終わったユポってどうやって捨てる?」
実はこの2つ、どちらもよく聞かれる質問なんです✨
ユポはただ“水に強い紙”というだけじゃなく、印刷の工夫やアイデア次第で高級感や耐久性、そして差別化につながる+αの価値を発揮できる素材なんですよ📘
そしてもう一つ大事なのが「捨て方」。普通の紙とは原料が異なるため、古紙回収に出すことはできません⚠️
今回は「ユポのユニークな活用法」と「正しい廃棄ルール」、この両方をまとめてご紹介します!
ユポという名前、ちょっとユニークだと思いませんか?
実はこれ、4つの会社や言葉の頭文字を組み合わせた造語なんです。
化学のチカラと紙のノウハウが出会って誕生したのが「ユポ」。このタッグから生まれたユポは、特殊紙の中でもずば抜けた存在になって、いまや世界中で使われている“合成紙のNo.1ブランド”に成長しました📘✨
ここで、意外と見落とされがちな大切なポイントをお伝えします。
ユポは「紙」ではなく「プラスチック製品」 なんです。
👉 だから 古紙回収に出すのは絶対NG!
混ざってしまうと古紙リサイクル全体に悪影響を与えてしまいます⚠️
ユポは「廃プラスチック」として処理します。
ただし自治体ごとにルールが違うので必ず確認してください。
どちらにせよ「紙ゴミ」ではありません!
紙としてリサイクルできないので絶対に『古紙回収』に出すことは出来ません。ここを間違えないことが大切です。
ユポは家庭で使うときと違って、会社や工場で出るときは「産業廃棄物」として扱われます。ここはとても大事なポイントです⚠️
産業廃棄物を処理するときは、必ず「産業廃棄物処理業者」と委託契約を結ぶ必要があります。契約なしで勝手に処理してしまうと、法律違反になってしまうので要注意です!
「マニフェスト(産業廃棄物管理票)」という伝票を発行して、ユポが最終処分場まで正しく処理されたかを追跡・管理することが義務付けられています。
これによって、不法投棄や不適切な処理を防ぐ仕組みになっているんです。
オフィスや店舗から出る紙くず・生ゴミなどは「事業系一般廃棄物」として市区町村が回収してくれる場合がありますが、ユポは「廃プラスチック類」に分類されるため基本は産業廃棄物。市区町村のゴミ回収には出せません。
👉 少量なら自治体によって「事業系一般ゴミ」として扱えるケースもありますが、これは地域ごとのルールによるので必ず確認してください。
ちょっと手間はかかりますが、これは法律で決められている環境コンプライアンス対応なんです。きちんとルールを守って処理することが、会社の信頼や社会的責任につながります✨
「捨て方」が大事なのはもちろんですが、ユポには面白い活用シーンもたくさんあります✨
ユポの代表的な用途のひとつが 選挙ポスター。
使われるのは「ユポタック」という、裏面にあらかじめ粘着剤が塗布されたユポです。
これを使えば、選挙掲示板にそのまま貼れるので作業効率も抜群。
スーパーユポFRBを基材にして、裏面にタック加工を加えた『ユポタック』は、選挙のたびに全国で掲示されるポスターに欠かせない存在なんです。
昔は「ユポはオフセット印刷専用」というイメージが強かったのですが、今は違います!
デジタル印刷対応のグレードも増えて、小ロットや短納期対応も可能です。
ユポを選ぶことで得られるメリットは「耐水」だけじゃありません。
つまりユポは、“ただの合成紙”じゃなく、差別化と価値創造を後押しする素材なんです✨
ユポは「水に強い紙」というイメージを超えて、選挙ポスター、カード類、屋外POPや冊子など、さまざまな場面で+αの価値を発揮できる素材です。
長寿命・耐久性・高級感といった特性を活かすことで、普通の紙では難しい用途でも活躍します。
ただし忘れてはいけないのが「捨て方」です。ユポは紙ではなくプラスチック製品。廃棄ルールを間違えるとリサイクル全体に悪影響を与えてしまいます。だからこそ、次の3つは必ず守ってください👇
特に事業所・工場での廃棄は「産業廃棄物」として処理業者との契約やマニフェストが必要になります。環境への配慮はもちろん、社会的責任にもつながる大事なポイントです。
👉 正しく使って、正しく捨てる。
それがユポを活かし、未来につなげるいちばん大切な姿勢ですね😊✨