第3回:【印刷トラブル回避!】ユポ印刷のココがポイント! 現場の声でわかる、注意ポイントと対応策⚠️
こんにちは!スバルグラフィックのMIYUです🌱
今回は、ユポ印刷でよくあるトラブル…そう、「インクが乾かない!?😱」問題について解説していきます!
ユポは特性上、普通の紙とは異なる印刷設計が必要です。
たとえば「水に強く破れにくい」という特性や、素材構造・価格のことなどは、これまでの【ユポ紙徹底解説シリーズ📘✨】第1回・第2回でもご紹介してきました。
第1回|ユポってどんな紙?水に濡れても破れない不思議な魅力に迫る!
第2回|ユポって実はエコなの!?気になるお値段と「高いワケ」をMIYUが解説!
今回のテーマは、ユポ印刷で起こりやすいインクが乾かない問題。
乾きにくさのメカニズムとその対策を、印刷会社の視点からわかりやすくまとめました!
普通の紙とはぜんぜん違うユポだからこそ、最初に知っておくだけで防げるポイントがあるんです!
ユポは“紙”じゃない!乾かない理由はココにある💡
まず、油性オフセット印刷のインキって、酸化重合という化学反応でゆっくりと乾いていくんです。
普通の上質紙やコート紙は、繊維のスキマにインキが染み込むから、表面で乾くだけでなく、用紙内部にも浸透していきます。
だから比較的スムーズに乾くんですね。
でも、ユポはちょっと特別。主成分がポリプロピレン(合成樹脂)で、吸収性がほぼゼロ!インキが紙の中にしみ込んでいかず、ずっと表面に乗ったままになっちゃうんです💦
その結果…
• インキの乾きが遅い
• 重ねたときに裏移りする
• 印刷面がこすれてしまう
なんてトラブルが起きやすいんです。
トラブルを防ぐ!ユポ印刷の2つのポイント✨
対策①:用途に合った「ユポのグレード」を選ぼう📘✨
「ユポって1種類じゃないの?」実はわたしも最近までそう思ってました🙈
でも実は、ユポにはいろんなグレードがあって、それぞれに得意分野があるんです!
ユポの用途別グレード
たとえば…
- 屋外ポスターや掲示物などの大判印刷には
👉 スーパーユポダブルFRBW × 油性オフセット印刷 - メモ帳やカレンダー・耐水性のパンフレットなどには
👉 ニューユポFGS × UVオフセット印刷 - 電飾ポスターや販促POP・メニューなどには
👉 ウルトラユポFEBG × UVオフセット印刷 - 会員証・ポイントカード・診察券などのカード類には
👉 アルファユポQJJ × UVオフセット印刷
それぞれのグレードで、発色・乾きやすさ・加工のしやすさが少しずつ違うので、「どんなシーンで使うのか?」をちゃんと考えてグレードを選ぶのが、
ユポ印刷でトラブルを防ぐ第一歩!なんです✨
対策②:ユポのグレードによって、インキ方式と印刷の組み合わせが大事なんです!🖨️✨
「ユポってどれも同じ?」って思われがちなんですが、実は種類(=グレード)によって性格がけっこう違うんです!
それに合わせて、使うインキや印刷方式をちゃんと選ばないと、うまく印刷できなかったり、乾きにくくなったり…💦 そんな残念なことになっちゃいます。
わたしも最初は「ユポの種類で何が違うの?」って混乱したけど、印刷チームの先輩に教えてもらって、だんだんわかってきました💡
下の表に、よく使われるユポと、それに合ったインキ・印刷方式をまとめてみました👇
ユポの種類と印刷方式・インキの組合せ🛠
ユポの種類 | 使うインキ | 印刷方式 |
スーパーユポダブル FRBW | 紙用インキ | 油性オフセット印刷 |
ウルトラユポ FEBG | 高密着UVインキ | UVオフセット印刷 |
ニューユポ FGS | 高密着UVインキ | UVオフセット印刷 |
アルファユポ QJJ | 高密着UVインキ | UVオフセット印刷 |
たとえば、「スーパーユポダブルFRBW」は選挙ポスターなんかに使われることが多くて、紙用インキ+油性オフセットが定番です。
一方で「ニューユポ FGS」や「アルファユポ QJJ」は、UV印刷との相性がバツグン!高密着UVインキでピタッと定着してくれます。
🎯 ポイントは、「使うユポの種類が決まったら、それに合った印刷方式を選ぶ」こと。
事前に確認しておくことで、ムダなやり直しも減って、仕上がりもキレイに✨
よく使うユポのグレード4選!それぞれの得意分野をチェック✨
わたしたちスバルグラフィックでよく使っているユポは、主にこの4種類👇
それぞれに特徴や得意な用途があるので、ちょっとだけ詳しくご紹介します📘✨
🟦 スーパーユポダブル FRBW
- 表も裏もセミグロス調で、発色がとてもキレイ!
- 110μm〜300μmの厚みバリエーションがあり、大判ポスターなどにもぴったり
- インキは紙用インキ × 油性オフセット印刷でOK
- PP貼りの光沢加工にも対応
- 色の再現性に優れ、網点太り(ドットゲイン)はほとんどなく、コート紙と同じ濃度値にて印刷可能
- UV印刷には適していないので注意!
📝 おすすめ用途:選挙ポスター/屋外ポスター/掲示物など
🟨 ウルトラユポ FEBG
- こちらもセミグロス調で、広色域の高精細印刷に対応◎
- 95μm〜300μmと、やや薄めからしっかり厚手まで選べます
- A2コート紙の濃度値で印刷可能、ドットゲインはほとんどありません。
- 高密着UVインキ × UVオフセット印刷に最適
- PP加工やデジタルニスなど加飾もばっちり!
📝 おすすめ用途:電飾ポスター/販促POP/メニューなど
🟩 ニューユポ FGS
- 表裏ともにマット調。落ち着いた印象に仕上がります
- 60μm〜300μmと、とても幅広い厚みラインナップ
- 鉛筆の筆記適性◎・加工適性◎・製本適性◎と三拍子そろった万能型
- グロスPPやマットPPの光沢加工が可能
- デジタルニスやトゥインクルバーニッシュなど、表面加飾に対応
- 高密着UVインキ × UVオフセット印刷がベストマッチ!
📝 おすすめ用途:パンフレット/メモ帳/カレンダー/耐水性冊子など
🟥 アルファユポ QJJ
- 350μm〜500μmの厚手タイプ。しっかり感と高級感が魅力✨
- 高白色度、高不透明度、カード印刷にもぴったり
- ちろん高密着UVインキ × UVオフセット印刷に対応!
📝 おすすめ用途:会員証/診察券/ポイントカード/厚手POPなど
それぞれのユポには、ちゃんと「得意なフィールド」があるんです📘
使うシーンや印刷方式に合わせて、ベストなユポを選んであげることが
“乾かない・コスれる・くっつく”といったトラブル回避の近道になりますよ😊✨
📌 今回のまとめ
今回は「ユポって乾かない!?💦」という印刷トラブルの原因と対策についてお話しました。
ユポはとっても便利で高機能な素材だけど、その特性を知らないと…インキが乾かなかったり、裏移りしちゃったりと、いろんなトラブルに繋がることも。
だからこそ大切なのは、
✅ 使う用途に合わせて、ユポのグレードを選ぶこと!
✅ ユポの種類に合ったインキと印刷方式をしっかりマッチングさせること!
そして今回は、当社スバルグラフィックでよく使っている4つのユポグレードについても、特徴や用途をくわしく紹介しました📘✨
それぞれに「得意な場面」「適した印刷方式」があるので、選び方を間違えなければユポ印刷もスムーズ&高品質に仕上がります!
「なんとなくユポを選ぶ」のではなく、「この案件にはこのユポ!」としっかり使い分けることが、ユポ印刷でトラブルを防ぐ第一歩なんです😊✨
🔜 次回予告【第4回】
ユポの加工・製本ってどうするの?MIYUが実例で解説!意外な活用法も!
「ユポに向いてる加工・向いてない加工」についてお届け予定です!✂️
表面加工、折り、断裁、製本など、気をつけたいポイントをMIYUがわかりやすくまとめますので、お楽しみに〜!
ユポって不思議だけど、ちゃんと知っておけばとても頼れる素材なんです📘✨
少しでも「おっ、これ使ってみたいかも!」と思ってもらえたら嬉しいです!