PP貼りだけじゃない?光沢+αの後加工を組み合わせて印象アップ
こんにちは!スバルグラフィック直販課(入社2年目)のMIYUです🌷
今回は、「PP貼りはもう定番だけど、さらに目立たせたい!」「もっと高級感を出したい!」という声にお応えして、 PP加工+箔押し/UV厚盛/抜き加工など、仕上がりをワンランク上げる“かけ合わせ加工”についてまとめました📈
「派手すぎるのはちょっと…でも、インパクトも欲しい」 「小ロットでもできるの?」 そんな疑問にも、現場からのリアルを交えてお答えします◎
PP加工+αで「印象アップ」!人気の組み合わせ例
PP貼りだけでももちろんキレイ。 でも、+αの加工を足すだけで「おっ!」と感じる仕上がりになるんです。
📍箔押し
- マットPPの上に金箔をのせるとどうなるか?
→ ベースが落ち着いている分、金箔の輝きが際立って「高級感MAX」な印象に! - シルバー箔やホログラム箔も人気で、シンプルなデザインでも一気に
“ブランディング感”が出ます
📍UV厚盛(ぷっくりニス)
- ロゴやアイキャッチの文字に厚盛ニスをかけると、まさに
“触れるデザイン”に。
→ 例えば、商品名だけぷくっと盛り上がっていたら…触感に変化が出て、視線だけでなく指先でも印象づけられる仕上がりになります。
📍抜き加工
- 変形カットで「ただの長方形」から卒業!
→ キャラクターのシルエット型にカットしたPOPなどは、店舗で目立ちまくり! - ショップカードの角を丸くするだけでも「やさしい」「かわいい」印象に。
- PP加工後に抜くことで、切り口がキレイに仕上がり、耐久性もUPします◎
加工の順番、大事です!「PPの後?前?」
「「箔押しって印刷の前?」「PP貼ってから厚盛?」など、 意外とよく聞かれる
“加工の順番”。
【加工の流れ:基本のステップ&ポイント☝️】
▶︎ Step1:印刷する
まずは紙にデザインを印刷します(オフセット印刷・オンデマンド印刷など) ※この段階では“仕上がり”よりも“設計の正確さ”が重要!
▶︎ Step2:PPを貼る
印刷が終わったら、最初に表面を保護するフィルム(PP)を貼ります。 マット・グロスなど仕上がりの印象に合わせて選びます。 → この順番が重要!PPを貼ることで、後工程で汚れや傷から守られます◎
▶︎ Step3:箔押しや厚盛を加える
PP貼りのあと、タイトルやロゴなど“目立たせたい部分”に箔押しやUV厚盛ニスなどの加工を施します。
→ PPの上に加工することで、光沢や立体感が際立つ!ただし定着性には注意が必要なので、事前テストがおすすめ◎
▶︎ Step4:型抜き加工
最後に、全体の形を整える型抜きを行います。 用途に応じて「ビク抜き」「カッティングプロッター」などの方法を使い分けます。
→ PP・箔・厚盛をすべて済ませてから抜くことで、ズレや割れを防げてキレイな仕上がりに!
▶︎ Step5:貼り加工(必要な場合)
台紙貼りや組み立てが必要な場合は最後に。 → 展示什器やPOPなどでは、貼り作業が“最終工程”になるケースもあります。
このように、加工の順番には理由がある! どの工程も “早すぎても遅すぎてもNG”なので、設計段階でしっかりスケジュールを立てておくのが◎です!!
ただし!
PPの種類や材質によっては箔がうまく乗らない
UV厚盛が剥がれやすい
抜き位置がPPとズレる
…なんてトラブルもあるので、事前にテストや相談をおすすめします!
実際にあった!加工組み合わせの事例✨
①ベルベットPP+金箔で本のカバーに“特別感”!
書籍のカバーと帯の制作にて、どちらにもベルベットPP加工を施し、ロゴ部分に金箔押しをプラス。 全体を統一したしっとりとした質感に仕上げつつ、金箔が印象的に際立つことで、手に取った瞬間の“特別感”を演出。書店でのシリーズ展開にも向いており、上質さと視認性を両立した好例です◎
②グロスPP+厚盛ニス+金箔でポストカードに存在感を!
グロスPPを施したポストカードに、厚盛ニスと金箔をそれぞれ分けて配置した仕上げ。ぱっと見ではグロスPPのツヤに紛れて、ニスの存在に気づきにくいですが、触れるとぷっくりと盛り上がった厚盛ニスの存在感に驚かされます😳 光の角度によってニスと箔がそれぞれ異なる反射を見せる、“動きのあるデザイン”に仕上がっています!
背景の青とのコントラストで、海中のきらめきや水面の揺らぎのような印象も生まれ、印刷物というより“作品”のような1枚に仕上がりました。実物を手にした方からは「ずっと眺めていたくなる」との声も◎
小ロットでもOK?→ スバルグラフィックなら大丈夫◎
「PP貼って、さらに箔押しして、しかも厚盛? 小ロットじゃムリでしょ…」 と思ってる方、多いです!でも、スバルグラフィックならご安心を🚀
✅小ロットでも対応可能
箔押しや抜き加工も、デジタル加飾機・プロッターを活用して柔軟に対応できます!「まずは少量で試したい」「販促物の試作をしたい」などのご相談も大歓迎◎
✅ デザイン→印刷→加工までワンストップ
「このデザインでニス盛れますか?」「ここ抜いたらどう見える?」→ そういう相談、ぜんぶOKです!現場スタッフがしっかり検証&ご提案します!
✅ 用途や目的に応じて、最適解をご提案!
見た目にこだわりたい!
コスト抑えたい!
変わったことしたい!
ぜーんぶ、スバルグラフィックでまるっと対応します😊
まとめ:順番と組み合わせがカギ!
✔ PP加工って、ただの“保護”じゃなくて、後加工のベースとしても超重要!
✔ 箔押し・UV厚盛・抜き加工…どれも魅力だけど、組み合わせ方と順番次第で仕上がりが大きく変わる!
💡 一番大事なのは、加工の順番!
→ PPのあとに箔や厚盛、そのあとに型抜き&貼り!
→ 順番を間違えると、せっかくの加工が台無しに…なんてことも💦
「この加工って組み合わせていいの?」「順番これで合ってる?」って迷ったときは、
ひとりで悩まずに、ぜひ私たちに声かけてくださいね🌷
印刷って、ちゃんと設計すれば“想像以上の仕上がり”が叶うから
一緒に、手に取った瞬間「わっ、いいね!」ってなる一枚、つくりましょー!
ではでは!またお会いしましょう!MIYUでした〜🎨